蓮田市にて2階建てのご自宅の屋上防水工事を通気緩衝工法にて行いました
蓮田市にて2階建てのご自宅の屋上防水工事を通気緩衝工法にて行いました 施工データ
施工内容 | 屋上防水 |
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施工内容詳細 | 屋上防水工事 |
価格 | 約¥3,000,000- |
皆様こんにちは。
埼玉県内のマンション・アパート外壁塗装・防水工事を手掛けるさいたま大規模修繕専科です。
今回は蓮田市にて屋上防水工事のご依頼をいただきましたのでご紹介します。
蓮田市 現地調査
お問合せをいただいた後の流れとしては、まずはお客様のご都合の良い日に「現地調査」を実施します。
現地調査では建物の劣化の状態をプロの目線から隅々まで確認し、診断していきます。
診断の結果を元に本当に必要な工事だけを組み込んだお見積書をご提案させていただき、そこからお客様のご希望や不安な点などとのすり合わせを行いご納得いただけましたらご契約となります。
契約までの「現地調査」「見積」「相談」費用は無料で行っておりますので、お気軽にお問合せください。
さっそく蓮田市のお客様のご自宅に同行いたしました。
今回施工をご検討中の場所が「屋上」とのことでしたので、今回は屋上を中心にご紹介します。
屋上は部分的に汚れが堆積している場所が目立ちました。
特に排水まわりは汚れが溜まったままだと初めは細かった土埃も固形化した状態で流れ込みやすく、雨樋の詰まりに繋がる恐れもあります。
汚れの他にも傷があちこちに見受けられました。
ひび割れが起きている場所は、下地まで雨水が入り込む恐れがあり雨漏りが発生する恐れがありました。
黒く染みになっていることから、かなり長い時間水分を帯びていたことが予想されます。
浮き上がっている部分を切除すると、内側まで雨水が入り込んでしまう状態になっていることが確認されました。
防水工事は基本的に下地の状態や経年劣化の進行度から考慮して工法をご提案します。
こちらのお宅のように雨水が防水層にまで到達してしまうことが予想される劣化がある場合は、下地から施工を行う「通気緩衝工法」による「ウレタン防水工事」をご提案させていただきました。
蓮田市 施工内容
通気緩衝工法によるウレタン防水工事とは
ウレタン防水工事とは防水塗料を用いて塗装する工事です。
メリットとしてはつなぎ目がないこと、水密性に優れることで下地になじみやすいこと、複雑な形状にも対応が出来ることなどが挙げられます。
↓ウレタン防水塗装の例
ウレタン防水工事は「密着工法」と「通気緩衝工法」の2つの工法が選択できます。
下地にウレタン防水層を密着させるか否かの違いがあります。
今回選択した「通気緩衝工法」とは防水層と下地を半密着する工法で、新築時の防水が保護コンクリート工法の場合や下地に水分が含まれている場合などはこちらの工法を選択する必要があります。
現地調査でもご紹介しました通り、ひび割れが深く起きて下地に水分が含まれている状態であったため、通気緩衝工法となりました。
今回ご紹介する通気緩衝工法では「通気緩衝シート」と呼ばれるシートを施工してから、ウレタン防水塗料を塗布し、最後にトップコートで仕上げる工事を行います。
↓通気緩衝シートの例
それでは実際の工事をご紹介します。
ドレン設置
屋上の場合、1/100程度の勾配が設けられており、最下部となる場所にはドレンが設置されています。
経年劣化によってドレン内部に土ほこりや雨水がたまり苔が発生したり、金属部分に錆が起こる恐れがありますので、適切に排水が行えるように新規にドレンを設置しました。
高圧洗浄
あらかじめ屋根面の清掃を行い、洗浄も行いました。
汚れをそのままに施工してしまうと建物内部に汚れが残留することで内側でカビが増殖する恐れがあります。
防水改修では防水層と下地との密着性が大切になるため、しっかりと洗浄しました。
下地補修
大きく塗膜が剥がれている場所については、劣化した部分を取り除き補修剤を用いてこれ以上下地に水分がまわらないように塞いでいます。
排水ドレンまわりでは雨水が多くたまる構造であることから、クロスを貼って補強しました。
プライマーを塗布しました。
プライマーには接着剤のような役割があり、このあと施工するシートとの密着性を高める効果があります。
通気緩衝シート・脱気筒設置
通気緩衝シートという無数に小さい穴の開いたシートを設置します。
シート自体が下地と半接着になることで通気機能を発揮して下地の水分換気を保ちます。
通気緩衝工法ではシートからの通気以外にも「脱気筒」と呼ばれる部材により、換気を行っています。
今回のように下地に水分が多く含まれていることが予想される場合は、特に換気機能が重要になります。
ウレタン防水塗装
ウレタン防水塗料により防水層を2層形成します。
ここでは2回に分けて塗装することで防水仕様の規定に準ずる厚みを塗り、仕上げ面に水が溜まらないように平滑仕上げとすることが重要です。
・ウレタン1回目
・ウレタン2回目
防水トップコート塗装
最後に防水トップコートで仕上げます。
防水トップコートはウレタン防水材の保護材になります。
太陽の熱や紫外線からウレタン防水層を守るコーティング材となります。
材種により性能に違いがあり、防水層の耐久性に関係し防水維持のランニングコストにも影響します。
スロープ部分塗装
以上で防水工事自体は完了しておりますが、スロープ部分の外壁もメンテナンスを行いました。
さいたま大規模修繕専科では、防水工事以外にも屋根外壁の塗装工事も承っておりますので安心してお任せください。
蓮田市にて2階建てのご自宅の屋上防水工事を通気緩衝工法にて行いました 担当スタッフのコメント
以上でご紹介は終わりとなります。
今回は屋上防水工事を通気緩衝工法にて行ったため、下地から施工して耐久性を高めることが出来ました。
一軒家に限らず、ビルやアパートなどにも同様の処理が施された屋上の施工を承りますので、気になる工事がある方・そろそろメンテナンスを検討中の方はお気軽にさいたま大規模修繕専科までお問合せください。
以下ではさいたま大規模修繕専科を運営する社長が経営している一般住宅の外装リフォーム専門店「ケイナスホーム」で行った防水工事の事例を掲載しておりますので、ぜひそちらも併せてご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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