さいたま市大宮区にて屋上の防水工事を行いました
さいたま市大宮区にて屋上の防水工事を行いました 施工データ
施工内容 | 大規模修繕工事屋上防水 |
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施工内容詳細 | 屋上防水工事 |
工事日数 | 約1か月間 |
皆様こんにちは。
埼玉のマンション・アパートなどの外壁塗装・防水工事を手掛けるさいたま大規模修繕専科です。
本日はさいたま市大宮区にて行った屋上防水工事の事例をご紹介します。
さいたま市大宮区 現地調査の結果
さいたま大規模修繕専科ではお電話やメールなどで見積依頼をいただくこともありますが、必ず現地調査の実施を行っています。
実際の建物の状態をよく見極めることで必要な施工のみを組み込んだお見積書をお渡しすることが可能となります。
また現地調査を実施することで追加料金が発生するといった状況をなるべく減らし、トラブル防止に努め安心して契約いただけるように心がけています。
さいたま大規模修繕専科では現地調査・お見積り・相談費用を無料で行っていますのでお気軽にお問い合わせください。
屋上の状態は床面表面の劣化がありました。
表面層は紫外線や歩行による摩耗などで劣化しますので、経年劣化でこういった色褪せのように表面から艶が失われて水はけが低下した状態になります。
この状態ですぐに雨漏りや水漏れが起こるわけではありませんが、長期的な視点で考えると雨漏りのような目に見える劣化が起こる前に施工することが好ましいため、今回は屋上の防水工事をご提案しました。
ほかにも設備周りの階段や扉などでも塗膜の劣化や錆・色褪せなどが確認されましたので、防水工事と一緒に部分的な設備の塗装も承りました。
さいたま市大宮区 施工の様子
足場の設置
足場を設置します。
建物の規模や工事内容によっては足場の設置が義務付けられています。
建物入り口部分以外の足場内の立ち入りは危険が伴うため、工事期間中の立ち入りはご遠慮ください。
洗浄
塗装や防水工事の前には必ず洗浄を行います。
汚れが残ったまま施工をしても、密着不良を起こし求める耐久性が発揮できない場合があります。
なかなか普段は洗浄がしづらい場所も、この機会にしっかりと洗浄を行いました。
ご契約いただいた場所以外に別途洗浄を希望する場所がある方は現地調査の担当員までお申し付けください。
屋上防水工事
防水工事とは
屋上防水工事とは、降水量の多い日本において建物の屋上の耐水性を高める工事を指します。
一般住宅の傾斜のある屋根では効率的に雨水を排水できていますが、ビルやマンションのような建物では陸屋根と呼ばれる平面の屋根であることから雨漏りリスクが高まります。
定期的にメンテナンスや点検を行うことで漏水リスクを低下させ、建物全体の耐水性を高めることが可能です。
防水層にどのような素材を使用するかで工事内容は大きく変わります。
今回は下地のシートを施工し、その上に防水層にウレタン防水樹脂を塗装する「通気緩衝工法によるウレタン防水工事」を実施することになりました。
プライマー
下地としてプライマーを塗布します。
プライマーには下地を整えて密着性を高める役割があります。
通気緩衝シート設置
通気緩衝シートと呼ばれる下地用のシートを設置します。
このシートがあることで下地に含まれた水分の影響を受けずに防水層を密着させることが可能です。
網目状になったテープを使用し、隙間からの浸水がないように施工しています。
ウレタン防水塗装
ウレタン防水とは
数ある防水工事の中でも、作業性の良さ・コストと耐久性のバランスの良さなどから人気のリフォーム方法になりつつあるウレタン防水工事は、平らな床面に適した防水材料です。
液状のウレタン樹脂を複数回重ねて塗装することでつなぎ目のない防水層を形成することができます。
狭い場所や設備が多い場所にも施工が可能なことから今回ウレタン防水工事を選択しました。
硬化後はシームレスに一体化し、ゴム状の弾力のある防水層が形成されます。
ウレタン塗装1回目
ウレタン樹脂を塗装します。
排水のための傾斜や厚みを確保するためには技術の必要な工程です。
ウレタン塗装2回目
均一に2回に分けて塗ることで既定の防水層の厚みを確保します。
下地に凹凸がありますが仕上がりは平滑仕上げにする技術が必要です。
トップコート
トップコートはウレタン防水材の保護材です。
太陽の熱や紫外線からウレタン防水層を守るコーティング材で、材種により性能に違いがあることから求める耐候性や遮熱性などを考慮して適したトップコート材を選定する必要があります。
付帯塗装
付帯塗装は戸建て住宅のリフォームでも屋根外壁以外の場所を塗装する際などにまとめて行っている作業です。
おまけのように感じるかもしれませんが、付帯部もメンテナンスを実施することでそれぞれの設備の耐久性を高め建物全体の美観性を向上させることが可能です。
今回は屋上防水工事ということで、屋上にある設備の一部を塗装させていただきました。
階段塗装
付帯部であっても下地から丁寧に塗装を重ねています。
鉄部は特に錆が発生しやすい場所です。
錆が進行すると素材が脆くなってしまって危険な状態になることがありますので、錆抑制のためにも定期的な塗装が効果的です。
扉塗装
扉まわりの塗装を行いました。
外壁塗装
屋上設備の外壁を部分的に塗装しました。
さいたま市大宮区にて屋上の防水工事を行いました 担当スタッフのコメント
以上でご紹介は終わりとなります。
今回はさいたま市大宮区にて行ったビルの屋上防水工事の様子をご紹介しました。
屋上は常に紫外線や雨風に晒されるような厳しい環境にあることから、建物の中でも劣化しやすい場所です。
定期的にメンテナンスや点検を行う必要がありますが、見た目だけではわかりにくい劣化や適切なメンテナンス時期の見極めにはプロの目線が必要になります。
さいたま大規模修繕専科ではプロによる建物診断を実施していますので、そろそろメンテナンス時期であったりしばらく点検を行っていないと感じる方はお気軽に無料の現地調査をお申込みください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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