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アパートの外壁塗装が必要な理由とは?
費用相場や業者の選び方も解説

2023.02.02 (Thu) 更新

アパートの外壁塗装は入居率アップにつながるだけでなく、アパート自体の寿命を伸ばす大切なメンテナンスです。

とはいえ、なかなか工事に踏み出せないオーナー様も多いのではないでしょうか。

 

そこで本記事では、アパート外壁塗装について下記のポイントを中心に解説しています。

・アパート外壁塗装が必要な3つの理由

・アパート外壁塗装をすべきタイミングは?

・アパート外壁塗装の費用相場

・アパート外壁塗装業者の選び方

 

「アパートの外壁塗装にはいくらぐらいかかるの?」と気になる方はぜひ参考にしてください。

 

 

 

 

アパート外壁塗装が必要な3つの理由

まずはアパート外壁塗装が必要な3つの理由を解説します。

 

1.アパートの資産価値向上のため

外壁は紫外線や雨などの影響を直に受けるため、建物のなかでも劣化しやすい箇所です。

塗装することで外部のダメージから外壁を守り、アパートの寿命を伸ばすことができるので、資産価値向上にもつながります。

 

2.外観を保ち入居率を上げるため

外観のきれいさは入居を決める上で重要な判断基準の一つになります。

同じ価格帯であれば、外観が整っている方に入居者は惹かれるもの。

またきれいな外観は内見者に「管理が行き届いている」という安心感を与え、入居率アップにも大きく影響します。

 

3.定期的なメンテナンスによるコスト削減のため

アパートの維持管理コストを抑えたい場合、定期的なメンテナンスは必須です。

メンテナンスを長期間怠るとその分建物の劣化が進むため、工事費用が高額になってしまう可能性があります。

結果的に損をしないためにも、定期的なメンテナンスを行うようにしましょう。

 

 

 

アパート外壁塗装をすべきタイミングは?

「外壁塗装のタイミングがわからない」方もいるでしょう。

ここでは一般的な目安と劣化症状について解説します。

 

一般的な目安は10年前後

アパート外壁塗装のタイミングは、一般的な住宅と同様10年に1回が目安となります。

一般的に広く使われている塗料の耐用年数が10年前後のものが多いためです。

 

劣化の症状が見られたら

前回の塗装から10年経っていなくても、下記のような劣化症状がみられる場合は再塗装を検討しましょう。

・手で触ると白い粉が付く

・塗装が色あせている

・ひび割れ(クラック)や剥がれが発生している

・コケやカビが生えている

 

これらの劣化症状は、紫外線や雨などの影響を受け、塗膜が劣化して防水性が失われているサイン。

放っておくと、雨水が建物内部に染み込みやすくなり、構造部分の腐食や室内への雨漏りにつながるおそれがあります。

 

 

 

 

アパート外壁塗装の工事期間は?

規模や戸数によっても異なりますが、一般的な2階建てのアパート(6~8戸)の場合であれば、10日~2週間程度が目安となります。

塗料にはメーカーが定めた乾燥時間が設けられているため、基本的には工期を短縮することはできません。

 

 

 

アパート外壁塗装の費用相場

ここからは、階数ごとの概算費用や塗料別の費用相場をご紹介します。

 

 

 

階数別費用相場

2階建て 150~300万円
3階建て 200~400万円

 

2階建てアパート(約500㎡)の場合、塗装の費用相場は150~300万円といわれています。

3階建て(約700㎡)の場合は200~400万円ほどの予算をみておきましょう。

 

 

塗料別費用相場

階数や塗装面積だけでなく、使用する塗料の種類によっても費用は変わります。

塗料の種類別に施工費用相場をまとめましたので、参考にしてください。

 

塗料の種類 施工費用相場/㎡ 耐用年数
アクリル 1,500~1,800円 6~8年
ウレタン  1,700~2,200円 7~10年
シリコン  2,300~3,000円 10~13年
フッ素 3,800~4,800円 15~20年

 
施工費用が高いほど、耐用年数が長く機能性もアップする傾向があります。

 

 

 

 

アパート外壁塗装を行うときのポイント

続いては、アパート外壁塗装を行うときのポイントを5つ紹介します。

 

引っ越しシーズンは避ける

内見時に塗装工事中だと外観をイメージしにくく、入居につながらない可能性があります。

引っ越しが多くなる3~4月、9月は工事を避けたほうが無難です。

 

入居者層の好みをリサーチする

入居率アップを目指すなら、入居者層の好みをリサーチすることも大切です。

入居者層の性別や年齢、家族構成などから分析・リサーチを行い、好印象をもってもらえる色やデザインを採用しましょう。

 

入居者や近隣住民への周知を徹底をする

塗装工事中は騒音や異臭など、入居者や近隣住民に迷惑がかかります。

トラブルを避けるためにも、工事の1ヶ月前、遅くとも1週間前までに入居者と近隣住民に告知を済ませておきましょう。

 

屋根塗装やベランダの修繕予定があれば併せて行う

屋根塗装やベランダなど、足場が必要になる修繕工事はまとめて行うのがおすすめです。

足場の費用が1回で済むため、トータルコストを抑えることができます。

 

 

 

 

アパート外壁塗装業者の選び方

外壁業者を選ぶ際に大切なチェックポイントを4つご紹介します。

 

建設業許可があるか

「建設業許可」とは、500万円以上の建設工事を請け負う際に必要となる許可のこと。

アパート外壁工事の場合、ベランダや屋根なども同時に塗装すると総額500万以上かかることもあります。

外壁業者を選ぶ際は「建設業許可」があるかを確認しましょう。

アパート外壁塗装の実績が豊富か

気になる業者を見つけたら、ホームページでアパート外壁塗装の実績や施工事例をチェックしましょう。

アパート外壁塗装の経験が豊富な業者であれば、ノウハウや技術が蓄積しているので、質の高い施工が期待できます。

また入居者や近隣住民への対応もしっかりサポートしてもらえるでしょう。

点検内容の報告が丁寧か

「写真をたくさん撮って記録している」「報告書の内容がわかりやすい」など、点検や見積もり時の対応が丁寧な業者は、優良業者の可能性が高いといえます。

修繕箇所や工事内容が明確になっていれば、あとから追加費用を請求されるといったトラブルも避けることができます。

アフターメンテナンスを実施しているか

アフターメンテナンスの内容も業者を選ぶうえで大切なポイントです。

何か起こったときにすぐに駆けつけてくれるなら安心ですし、定期的なメンテナンスサービスがあれば早期に不具合に気づくことができます。

アフターメンテナンスの内容は業者によって異なるため、契約前によく確認しておきましょう。

 

 

 

 

アパート外壁塗装にかかる費用は経費として計上できる?

アパート外壁塗装は「修繕費」もしくは「資本的支出」の項目で経費として計上が可能です。

 

建物の維持管理や原状回復などを目的とする場合は「修繕費」。

建物の価値や性能、耐久性の向上を目的とする場合は「資本的支出」になります。

一般的に外壁塗装工事は「修繕費」として認められる場合が多いです。

 

工事の目的や内容によっては、どちらの項目に当てはまるのか判断しにくい場合もあるため、迷ったときは塗装業者や税理士に相談するとよいでしょう。

 

 

 

 

さいたま(埼玉)大規模修繕専科によるアパート外壁塗装の施工実績を紹介!

ここでは、当店が過去に行なったアパート外壁塗装の施工事例をご紹介します。

 

アパートオーナーのお客様からご依頼を受け、屋根外壁の塗装と屋上の防水工事を行いました。

施工の手順や様子は下記にて詳しく解説していますので、気になる方はぜひご覧ください。

さいたま市浦和区にて不動産物件の屋根外壁塗装・屋上の通気緩衝工法による防水工事を行いました

 

 

 

 

まとめ

アパート外壁塗装は、アパートの寿命を伸ばすだけでなく、長い目で見たときの維持管理コストの削減にもつながります。

業者を選ぶ際は「アパート外壁塗装の実績があるか」「定期メンテナンスを実施しているか」をしっかりチェックしましょう。

 

さいたま(埼玉)大膳規模修繕専科は、埼玉県エリア(川口市、さいたま市、蓮田市、伊奈町、上尾市)を中心としたマンション・アパート修繕の専門店です。

埼玉県での施工実績および専属職人在籍数No.1を誇り、入居率アップだけでなく現入居者様にも喜ばれる施工をいたします。

 

・アパート外壁塗装を検討している

・リフォームをして入居者を増やしたい

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このようにお考えの方は、是非一度お気軽にお問い合わせください。

現地診断や調査報告、見積は無料です。

工事後も無料で定期アフターフォローを実施しております。