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外壁材の種類と効果的なメンテナンス方法

大規模修繕の豆知識 2024.04.26 (Fri) 更新

こんにちは。

大規模修繕専科

アパートマンション大規模修繕・防水工事専門店の埼玉(さいたま)大規模修繕専科です。

 

 

外壁は建物を守る大切な部分であり、その種類とメンテナンス方法を知ることはとても重要です。さまざまな外壁材がありますが、それぞれに特性やメンテナンスのポイントがあります。このブログでは、異なる外壁材の種類と効果的なメンテナンス方法について掘り下げてご紹介します。

 

 

外壁の種類と特徴

さいたま市南区にて外壁の全体的な色褪せ

 

 

1.ALC外壁

蓮田市にて外壁の補修

 

 

ALC外壁の特長とメリット

ALC外壁は、軽量コンクリートを主成分とする健材です。その特徴とメリットは次のようになります。

 

軽量:ALC外壁は、軽量な素材で構成されています。そのため、建物の構造に負担をかけずに施工できます。また、輸送や取り扱いが容易であり、建設を迅速化することができます。

 

耐久性:ALC外壁は、コンクリートの強度と耐久性を持ちながら、家領であるため、地震や自然災害に対する強い耐性を持ちます。また、腐食やカビ、シロアリなどの害虫の影響を受けにくい特徴があります。

 

断熱性:ALC外壁は、優れた断熱性を持ちます。その為、建物内部の温度を一定に保ち、エネルギー効率を向上させます。冬場の暖房費や夏場の冷房費の節約に繋がります。

 

防音性:ALC外壁は、音の遮断効果が高いため、外部からの騒音を軽減し、移住空間の快適性を向上させます。特に都市部や交通量の多い地域での利用に適しています。

 

 

ALC外壁は、上記の特徴から、住宅や商業施設などさまざまな建物に利用されています。

 

ALC外壁のメンテナンス頻度と方法

 

ALC外壁のメンテナンス頻度とその方法は以下の通りです。

メンテナンス頻度

ALC外壁のメンテナンスは、一般的には年に1回から2回程度が推奨されます。ただし、外部環境や気候条件によっては、より頻繁なメンテナンスが必要になる場合もあります。特に、高温多湿な地域や汚染物質の影響が強い地域では、定期的なメンテナンスが重要です。

 

メンテナンス方法

定期的な清掃:ALC外壁の汚れやほこりを除去するために、定期的な清掃を行います。柔らかいブラシやスポンジ、中性洗剤を使用して、外壁の表面を傷つけないように洗浄します。水洗いや高圧洗浄機の使用は避けるようにしましょう。

 

亀裂の点検と修復:ALC外壁に亀裂が生じた場合、早めに点検し、必要に応じて修復を行います。亀裂が放置されると、水の侵入や劣化が進行し、建物の構造にも影響を与える可能性があります。

 

防水処理:ALC外壁は水を吸収しやすい素材ですので、防水処理が重要です。外壁に防水コーティングやシーリング材を施し、水の侵入を防ぎます。特に、外壁と屋根の接合部や窓枠、ドア枠などの周辺には丁寧な防水処理が必要です。

 

塗装の補修:ALC外壁の塗装がはがれたり劣化したりすると、外壁の保護が弱まります。定期的に塗装の補修や再塗装を行い、外壁を保護します。

 

 

2.金属外壁

 

 金属外壁

 

金属外壁の特徴とメリット

金属外壁は、鋼鉄やアルミニウムなどの金属が使用された外壁であり、その特徴とメリットは以下の通りです。

 

耐久性:金属外壁は、耐久性に優れています。金属の強度と耐候性によって、外部からのダメージや自然災害に対する耐性が高いです。これにより、建物の外壁を長期間保護し、メンテンナンスコストを低減することができます。

 

軽量性:金属外壁は、比較的軽量でありながら、強度があります。その為、建物の構造に負担を掛けずに取り付けることができます。また、軽量性のよって施工が容易に行えます。

 

火災耐性:金属外壁は、非常に高い火災耐性を持っています。火災が発生した場合、外壁が燃え広がるリスクが低く、建物全体の安全性を高めます。

 

メンテナンスの容易さ:金属外壁は、定期的なメンテナンスが比較的容易です。汚れや付着物は比較的簡単に洗浄でき、塗装や補修も比較的簡単に行う事ができます。

 

デザインの自由度:金属外壁は、多様なデザインや色彩が可能です。そのため、建物の外観を自由にカスタマイズすることができ、独創的なデザインやスタイルを実現することができます。

 

金属外壁は、以上のような特徴から、住宅や商業施設をはじめ、工業用建物など様々な建物に利用されています。

 

 

金属外壁のメンテナンス頻度と方法

 

金属外壁のメンテナンス頻度とその重要性は次のようになります。

 

メンテナンス頻度

金属外壁のメンテナンスは、一般的には年に1回から2回程度が推奨されます。ただし、海岸地域や工業地域など、塩分や化学物質の影響が強い場所では、より頻繁なメンテナンスが必要になります。

 

メンテナンス方法

定期的な清掃:金属外壁は汚れやほこりが付着しやすいため、定期的な清掃が重要です。柔らかいブラシやスポンジ、中性洗剤を使用して、外壁の表面を傷つけないように洗浄します。高圧洗浄機の使用は、金属の表面を傷つける可能性がある為避けるようにしましょう。

 

亀裂や損傷の点検と修復:金属外壁に亀裂や損傷が生じた場合は、早めに点検し、修復する必要があります。亀裂や損傷が放置されると、錆や腐食が進行し、外壁の耐久性が低下します。

 

防錆処理:金属外壁は錆びや腐食の影響を受けやすいため、定期的な防錆処理が重要です。外壁の表面に防錆塗料やコーティング剤を施し、錆や腐食を防止します。特に、金属の切断面や溶接部など、特に注意が必要です。

 

塗装の補修:金属外壁の塗装がはがれたり劣化したりすると、外壁の保護が弱まります。定期的に塗装の補修や再塗装を行い、外壁を保護します。

 

3.モルタル外壁

モルタル外壁

モルタル外壁の特徴とメリット

モルタル外壁は、セメントや砂、水などが合わせられて作られた外壁であり、その特徴とメリットは以下の通りです。

 

 

耐久性と強度:モルタル外壁は、外部からのダメージや気候の影響に対して耐久性があり、強い強度を持っています。

 

防水性:モルタルは通常、水と化学物質に対して、高い防水性を持っています。外部からの水分や湿気を効果的に防ぐため、建物内部を保護し、耐久性を高めることができます。

 

施工の柔軟性:モルタルは比較的柔軟な材料であり、様々な形状やデザインに対応できます。この柔軟性により、建物の外観をカスタマイズすることが可能です。

 

施工コストの低減:モルタルは一般的な材料であり、比較的低コストで入手できます。また、施工も比較的容易であるため、建設時のコストを抑えることができます。

 

軽量化:近年のモルタルの進化により、軽量化された製品も登場しています。これにより、建物の構造に過度な負担を掛けずにモルタル外壁を利用できます。

 

モルタル外壁は以上のような特徴から住宅や商業施設、塀などにも利用されています。

 

モルタル外壁のメンテナンス頻度と方法

 

頻度

1年に1回から2回の定期的なメンテナンスが推奨されますが、高湿度や塩害のある海岸地域、気候変動が激しい地域では、より頻繁なメンテナンスが必要になる場合があります。定期的な目視点検を行い、必要に応じて早めの対処が重要です。

 

メンテナンス方法

清掃:定期的な清掃はモルタル外壁のメンテナンスに欠かせません。柔らかいブラシやスポンジ、中性洗剤を使用して、汚れやほこりをやさしく洗い流します。高圧洗浄機は、モルタルの外壁も傷をつける可能性があるので避けましょう。

 

亀裂や損傷の修復:モルタル外壁に亀裂が見つかった場合は、早めに修復することが重要です。亀裂や損傷が放置されると、水の侵入や劣化が進行し、建物の構造に影響を与える可能性があります。

 

防水処理:モルタル外壁は通常、水分を吸収しやすい特性がります。防水処理を行う事で外壁の劣化やカビの発生を防ぎます。防水コーティングやシーリング材を定期的に施し、外壁を保護しましょう。

 

塗装の補修:外壁の塗装がはがれたり、劣化したりすると、外壁の保護が弱まります。定期的な塗装の補修や再塗装を行い、外壁を保護しましょう。

 

4.木質外壁

木質外壁

 

木質外壁の特徴とメリット

 

木質外壁は、天然の木材を使用して作られた外壁であり、その特徴とメリットは以下の通りです。

 

自然の美しさ:木質外壁は、自然の素材である木材を使用しているため、自然な風合いや温かみを持ちます。その美しさは、建物の外観を豊かにし、周囲の景観と調和させることができます。

 

調湿効果:木材は湿気を吸収し、放出する特性があります。そのため、木質外壁は周囲の湿度を調節し、建物内部の湿度を適切なレベルに保つ役割を果たします。これにより、建物内部の快適性や健康環境を向上させる効果があります。

 

断熱性と保温性:木材は優れた断熱性をもち、外部からの冷気や熱気を適切に遮断します。また、木質外壁が内部の断熱材と合わさることで、建物の保温性も向上させます。これにより、冬場の暖房費の削減や夏場の冷房費の節約にも貢献します。

 

軽量化と加工のしやすさ:木材は比較的軽量であり、加工がしやすい特性があります。そのため、木説外壁の施工やメンテナンスは比較的容易であり、建設時の工程を効率化することができます。

 

持続可能性:木材は再生可能な資源であり、適切な管理が行われれば持続可能な建設材料として利用することができます。なた、木質外壁の耐久性やメンテナンス性により、建物の寿命を延ばすことができます。

 

木材外壁のメンテナンス頻度と方法

 

頻度

木質外壁のメンテナンスは1年に1回から2回が推奨されますが、気候の影響が強い地域や、木材に影響を与える要因が多い場合は、より頻繁なメンテナンスが必要です。また、季節の変わり目や悪天候の後にも、外壁の状態を点検し、必要に応じてメンテナンスを行う事が重要です。

 

メンテナンス方法

 

清掃:定期的な清掃が木材外壁の劣化を防ぎます。

柔らかいブラシやスポンジ、中性洗剤で表面の汚れなどをやさしく洗い流しましょう。こちらも木材を傷つけてしまう可能性があるので高圧洗浄機の使用は避けた方がよいです。

 

亀裂や損傷の修復:外壁に亀裂や損傷が見つかった場合は、早めに修復しましょう。亀裂や損傷が放置されると、水の侵入や腐食が進み、木材の劣化が進みます。適切な補修材料を使用して、亀裂や損傷を修復しましょう。

 

塗装や仕上げの保護:外壁に塗装や仕上げが施されている場合、定期的な塗装の補修や再塗装が必要です。塗装や仕上げがはがれていたり、劣化したりすると、定期的な塗装の補修や再塗装によって、外壁を保護しましょう。

 

防腐処理:木材外壁は腐食やカビの影響を受けやすいため、防腐処理が重要です。防腐剤や防カビ剤を定期的に塗布することで、木材の耐久性を向上させ、劣化を防止します。

 

まとめ

春日部市の外壁before

外壁は建物の外観と耐久性に大きな影響を与える重要な要素です。様々な外壁材があり、それぞれに適したメンテナンス方法があります。例えば、ALC外壁は定期的な清掃と亀裂の修復が重要です。金属外壁は防錆処理と塗装の補修が必要です。モルタル外壁は清掃や亀裂の補修、防水処理が重要です。木質外壁は定期的な清掃や防腐処理が欠かせません。適切なメンテナンスを行う事で、外壁の美観と耐久性を保ち、建物全体の価値を維持することができます。大切な資産を守るために定期的なメンテナンスを行っていきましょう。

 

 

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