さいたま市緑区の老人ホーム施設にて、屋根外壁塗装を無機塗料を使用して行いました
さいたま市緑区の老人ホーム施設にて、屋根外壁塗装を無機塗料を使用して行いました 施工データ
施工内容 | 外壁塗装屋根塗装 |
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施工内容詳細 | 屋根外壁塗装 |
価格 | 約¥4,600,000- |
外壁使用塗料 | 無機ハイブリッドチタンガードIR PL-14 |
屋根使用塗料 | 無機ハイブリッドチタンガードルーフIR PL-47 |
工事日数 | 約2週間 |
皆様こんにちは。
埼玉県のマンションやアパートの屋根工事・防水工事などを手掛けるさいたま大規模修繕専科です。
今回は、さいたま市緑区にて介護施設の管理をされている方からご依頼をいただきましたのでご紹介いたします。
さいたま市緑区 現地調査の結果
さっそく「現地調査」を行い、建物の状態を診断させていただきました。
現地調査では実際の建物の劣化の度合いや耐久性をプロの目線から調査診断致します。
間取りや設計図などから概算をお渡しするだけでは本当に施工が必要な場所を見逃してしまったり、せっかく高額な費用を支払って外装リフォームを行ったとしてもリフォームで得られるはずだった耐久性が本来より低くなってしまうことがあります。
また不要な工事を行ってしまうような不備も減らせますので、現地調査を行うことはこれから行うリフォームの効果を決める重要な意味合いがあります。
さいたま大規模修繕専科では、現地調査・お見積り・ご相談の費用を無料で承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
外壁の全体的な汚れ・黒ずみ・塗膜の劣化の症状が確認されました。
黒ずみの原因は塗膜の劣化により汚れが付着しやすい状態になったことが考えられます。
表面の塗膜が新しいうちは雨水が汚れと一緒に洗い流してくれますが、塗膜が劣化して保護機能が低下すると汚れの付着を招きます。
汚れの種類は周辺環境や生活の仕方で変動し、排気ガスのような化学物質の汚れの場合もあれば黄砂や土埃などの場合もあります。
徹底的な洗浄を行い下地を整えてから外壁の塗装工事を行うことになりました。
また、雨樋にも同世に色褪せや汚れの付着が確認されました。
色褪せも塗膜劣化の初期症状で、保護機能が低下している状態を示します。
屋根外壁だけではなく、雨樋のような付帯設備であっても表面塗装がされているような設備では同様の症状が起こります。
全体がくすんできたような印象を受ける場合は、そろそろ塗り替え時期であると考えお気軽にさいたま大規模修繕専科までご連絡ください。
アプローチ部分では土埃による汚れがありました。
入居者様やそのご家族などが来訪する際に目にする場所は、定期的な清掃や洗浄を行うことで手入れの行き届いている印象を与えることと思います。
そのため今回は建物だけではなくアプローチ部分の洗浄も行うことになりました。
さいたま市緑区 施工の様子
足場の設置
施工を行うにあたりはじめに行うことは足場の架設です。
足場があることで職人が安定した姿勢で広範囲の施工を行えるようになります。
防犯センサーや防犯カメラなどの設備がついた足場を作ることも可能ですので、お気軽にお申し付けください。
バイオ高圧洗浄
屋根外壁の塗装の前には、徹底的な洗浄を行うことで塗膜の密着性を高め外装リフォームの効果を長持ちさせることを心がけています。
カビや苔などは素材に根を張り奥に潜むことから通常の高圧洗浄では残留してしまうことがあります。
塗膜下でカビや苔が増殖すると密着不良に陥り、剥がれや膨れなどが起こることがありますので、建物専用の洗浄剤「ガイソーパワークリーナー」を使用して汚れを根元から浮き上がらせています。
バイオ洗浄剤を散布したあとは一定時間経過後に通常の高圧洗浄で洗い流しています。
屋根外壁以外にも土間やベランダなどもご利用いただけますので、汚れが気になる場所のある方はお気軽にお申し付けください。
屋根塗装
今回は基本の3工程(下塗り・中塗り・上塗り)に加えて表面保護塗料のトップコートを塗布しました。
・下塗り塗装
一番初めに行う工程が、下塗り塗装です。
ここでは下地を作り、仕上げ塗料が美しく発色し密着できるような状態を作ります。
お選びいただいた塗料の種類や屋根材の種類に合わせて下地用塗料を選定しています。
・タスペーサー設置
タスペーサーという部材を使用して、屋根材の隙間を確保する工程を行いました。
隙間をあけることで塗膜が屋根材の隙間を塞ぐことを予防し、雨水の流れを適切にすることが可能です。
タスペーサーは屋根材の隙間に等間隔に設置することで、外観には影響をほとんど与えずに排水機能だけを確保することができます。
タスペーサー設置前
タスペーサー設置後
・中塗り塗装
ここで外観の仕上がりに影響のある塗料が登場します。
ペイントライン社の塗料「無機ハイブリッドチタンガードルーフIR」を使用しました。
カラーばダークブルー系のPL-47をお選びいただきました。
・上塗り塗装
無機ハイブリッドチタンガードは、無機成分と特殊チタンの配合による耐久性の高さが特徴で超耐候性や汚れに付着しづらい超低汚染性などの機能が多数盛り込まれたハイグレード塗料です。
上塗り塗装では中塗りと同じ塗料を2度塗りして塗り重ねることで塗料に適切な厚みが生まれ、仕上がりが美しくなります。
・トップコート
最後に上塗り材の保護としてトップコート材を塗布します。
「ウルトラTOP」という透明塗料で、保護しました。
このトップコート材は自動車板金塗装の技術に着目して最後のコーティングを行う工程を屋根塗装に応用した技術です。
耐候性を高めることでより長く屋根材を保護する効果が期待できます。
塗装以外にも簡単な補修を行っています。
ひび割れがあった場所には補修剤を塗布しました。
この後塗装を重ね、補修跡は目立たないように配慮しております。
以上で屋根工事のご紹介は終わりとなります。
外壁塗装
今回、外壁の溝が多くあることから外壁塗装ではローラーではなくエアーガンを使用した吹き付け工法を行いました。
エアーコンプレッサーで圧縮した空気をエアーホースを伝って先端のカートリッジ内に入れられた塗料まで送り込むことで、塗料が空気の高圧で霧状に噴き出すため塗布面に塗料を付着させることが出来る工法です。
メリットとしてはローラーよりも一度に多くの面積を塗布できること・先端のノズルを変えることで模様のテクスチャを作ることが出来ることなどがあります。
噴出された塗料は空気が混ざっていることから塗りムラなく既定の厚みに仕上げるためには、何回か同じ面を吹き付ける必要があります。
・下塗り塗装
下地となる塗料を吹き付けました。
工法が変わっても使用する塗料の役割や重要性は変わりません。
・中塗り塗装
外壁でも超耐候性塗料の「無機ハイブリッドチタンガードIR」を使用しました。
屋根塗料と同様、耐候性の高さや超低汚染性などの効果の他にも日射を反射することで屋根の温度上昇を抑える遮熱性の機能もあります。
・上塗り塗装
上塗りとして再度中塗りで使用した塗料を吹き付けます。
カラーはベージュ系のPL-14です。
ベージュやグレーなどのカラーは汚れが目立ちにくいことから外装リフォーム時にはおすすめの色味です。
以上で外壁塗装は完了しました。
付帯塗装
付帯塗装とは、屋根や外壁以外の設備の塗装を行います。
設備の種類や素材によっては塗装が適さない場合もありますので、ご希望の箇所がある方は現地調査の担当員までお気軽にお申し付けください。
・軒天
軒天とは屋根の裏側やバルコニーなどの裏側を指します。
意外と汚れの付着しやすい場所ですので、塗装することで劣化予防になります。
・雨樋
雨樋は配管の外側を塗装します。
配管内部の劣化が気になる方は、洗浄や交換工事なども承っておりますのでお気軽にお申し付けください。
・庇
庇の塗装も行いました。
鉄部は傷や凹みから錆が発生する恐れがあるため、塗装することで錆予防になります。
さいたま市緑区の老人ホーム施設にて、屋根外壁塗装を無機塗料を使用して行いました 担当スタッフのコメント
以上でご紹介は終わりとなります
今回は屋根のトップコートを含めた4回塗装を行い、外壁では広範囲の施工が可能な吹き付け工法で塗装を行いました。
付帯部の洗浄や素材など隅々までメンテナンスが完了しました。
入居者様だけではなく今後施設の利用を検討中の方にも清潔感のある良い印象を抱いていただけるようになったと思います。
以下では、さいたま大規模修繕専科の社長が運営する外壁塗装・屋根工事専門店「ケイナスホーム」での事例をご紹介しております。
塗装工事だけではなく防水工事や小工事など様々な工事をご紹介しておりますので、ぜひケイナスホームの施工事例もご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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