上尾市のアパート物件にて無機塗料を使用して屋根外壁塗装工事を行いました
上尾市のアパート物件にて無機塗料を使用して屋根外壁塗装工事を行いました 施工データ
施工内容 | 外壁塗装屋根塗装 |
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施工内容詳細 | 屋根外壁塗装工事 |
価格 | 約¥1,310,000- |
外壁材 | サイディング |
外壁使用塗料 | 無機ハイブリッドチタンガード |
屋根材 | スレート |
屋根使用塗料 | 無機ハイブリッドチタンガードルーフ |
工事日数 | 約2か月 |
皆様こんにちは。
埼玉県のマンション・アパートの外壁塗装・防水工事を手掛けるさいたま大規模修繕専科です。
本日は上尾市にあるアパート物件の屋根外壁塗装工事の様子をお届けします。
上尾市 現地調査
お問合せをいただき、さっそく現地調査に同行しました。
プロの目線から建物の状態を診断させていただくことで、建物に本当に必要な工事が判明します。
お客様のご希望に沿って3~5プラン程度の幅のある工事をご提案させていただきますので、ご希望やご予算に合わせてお選びいただくことが可能です。
さいたま大規模修繕専科ではお見積り・現地調査を無料で行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
【屋根】
屋根の調査はドローンを使用して行いました。
屋根の調査方法は直接屋根に上がる・目視・ドローンなどその場の物件の規模や周囲の状況などに合わせて選択しています。
ドローンを使用することで建物全体の劣化状況を把握することが可能です。
屋根は全体的に色褪せ・黒ずみが起きていました。
色褪せは塗膜劣化の初期症状で、少しくたびれたような印象になるためその時点で塗り替える目安にもなります。
塗膜の耐久性が低下していると考えられるため、屋根塗装工事をご提案させていただきました。
【外壁】
外壁の調査も行いました。
チョーキング現象が確認されました。
チョーキング現象とは塗膜に含まれる樹脂や顔料が分離してしまうことで起こる塗膜劣化の初期症状です。
塗装面を軽く触っただけで手に顔料が付着するため、塗膜の保護機能が低下しています。
チョーキング現象は塗り替え時期の目安にもなります。
共用部の廊下では汚れが堆積している場所がありました。
戸建て住宅でいうベランダのように外にむき出しになっている場所は汚れが溜まりやすいため、この機会に全体的な洗浄を行いたいと思います。
アパート物件では外壁材以外にも様々な設備があります。
雨樋や鉄部なども同様に現地調査で状態を確認しています。
外階段では塗膜の剥がれが起きていました。
付帯部の塗装も一緒に行うことをご提案させていただきました。
以上の結果を持ちまして、今回は屋根外壁塗装・付帯部塗装のご依頼をいただきました。
上尾市 施工の様子
ここからは実際に行った施工の様子をダイジェストでご紹介します。
実際の工程とは順番が変動することもありますので、ご了承ください。
足場の設置
まず初めに足場を設置します。
足場があることで職人が安定した姿勢で隅々まで施工を行うことが可能となります。
建物の規模や形状によって足場の大きさや費用は変動しますので、ご了承ください。
バイオ高圧洗浄
通常の高圧洗浄では水圧で落とすことに対し、バイオ高圧洗浄では薬剤を散布することで薬剤の力で浮き上がらせてから落とします。
圧力を高めるよりも建物に負担をかけずに汚れを落とすことが可能です。
屋根・外壁以外にも外階段やベランダなど共用部も洗浄を行っています。
屋根補修
【釘からビスへ】
屋根の棟は板金で覆われています。
板金を固定している釘は経年劣化で徐々に浮き上がることがあるため、より抜けにくいビスで打ち直しました。
【ビス頭コーキング】
打ち直したビスが浮き上がらないようにコーキングで補強しました。
【タスペーサー設置】
こちらのお宅の屋根材は薄く平たいスレート屋根と呼ばれるものでした。
スレート屋根の場合は塗装を重ねていく途中で屋根材の隙間を塗膜が塞いでしまう恐れがあります。
隙間が塗膜により塞がれたことで雨水の逃げ場がなくなり屋根内部に水分が溜まってしまうことが考えられるため、事前に隙間をあけるためのタスペーサーという部材を設置しました。
屋根塗装
塗装の工程は基本的に下地1回・仕上げ塗料2回の3工程となっております。
今回は屋根の耐久性を高めるために基本の3工程に加えて、仕上げ塗料の保護としてトップコートを塗装しました。
【下塗り塗装】PLサーモテックハイブリッドガード
下塗り塗装では下地を形成します。
下地があることで仕上げ塗料との密着性が高まります。
サーモテックハイブリッドガードは柔軟性と強靭さを併せ持つことで下地の複雑な動きに追従します。
【中塗り塗装】無機ハイブリッドチタンガードルーフ
中塗り塗装で外観に影響のある仕上げ塗料が登場します。
今回使用した「無機ハイブリッドチタンガードルーフ」はペイントライン社から販売されている塗料の1つです。
無機ハイブリッドチタンガードシリーズはペイントライン社の厳しい施工基準を合格して認定を受けた会社のみが取り扱える塗料です。
無機成分と特殊チタンの配合で超耐候性・超低汚染性などの性能を発揮します。
【上塗り塗装】無機ハイブリッドチタンガードルーフ
上塗り塗装で仕上げ塗料の2度塗りを行います。
重ねて塗装を行うことで塗料に厚みが生まれ、塗料の持つ機能や発色が正しく発揮されます。
今回はPL-51番のグリーン系の爽やかなカラーをお選びいただきました。
【トップコート】ウルトラTOP
本来、上記の3工程でも十分に耐久性がある塗料ですが、更に耐候性を高めて保護するためにトップコートを塗装しました。
自動車板金塗装のように最後にコーティングを行うことで、仕上げ塗料の劣化を遅らせる効果が期待できます。
トップコートは無色透明なため、お選びいただいた仕上げ塗料の色味を損ねることなく塗装が可能です。
以上で屋根の工事は完了しました。
外壁コーキング打ち替え
今回施工する建物の外壁は、サイディング外壁という工場で生産された板材を組み合わせて設置する外壁です。
サイディング外壁は現場で組み立てる必要がある以上、つなぎ目が存在します。
接合部にはコーキングという弾力性のある素材で接着されていますが、定期的にコーキングを打ち替える必要があります。
特に塗り替えるタイミングで打ち替えると仕上がりも美しく、耐久性も確保することが出来ますので外装リフォームを行う際は一緒に工事を検討いただきたい場所の1つです。
まずは古いコーキングを切り取ります。
劣化したコーキングは再利用できませんので処分となります。
コーキングを充填し、へらで押さえつけました。
コーキングの施工はDIYでも行うことが可能ではありますが、コーキングの打ち込む量や密着させるポイントなどを押さえる必要があるため、ぜひプロにご依頼ください。
外壁塗装
外壁では今回ブラウン・ホワイトの2トーン塗り分け塗装を行いました。
塗り分けることでデザイン性を高める効果があります。
さいたま大規模修繕専科では規模にもよりますが基本的には2トーンまでは追加料金なしで承っております。
【下塗り塗装】PLポリマーファンデNeo
ポリマーファンデネオは無機ハイブリッドチタンガードシリーズと相性の良いシリコンポリマー樹脂サーフェーサーです。
付着性が良好で隠ぺい性にも優れるため、仕上げ塗料のとまりや光沢感を引き出します。
微弾性の塗膜が下地のひび割れにも追従してくれる機能があります。
【中塗り塗装】無機ハイブリッドチタンガード
外壁でも無機ハイブリッドチタンガードシリーズからお選び頂きました。
宮古島の強烈な紫外線での10年間暴露実証実験を元に顔料選定を行い、劣化の原因となるラジカル反応を格段に制御する新技術「高耐候性特殊チタン」を導入しました。
約30年の期待耐用年数があるため、頻繁に塗り替えた場合と比較してトータルメンテナンスコストの削減に繋がります。
・ブラウン
・ホワイト
【上塗り塗装】無機ハイブリッドチタンガード
無機ハイブリッドチタンガードは超耐候性・超低汚染性以外にも、高温でも燃えにくい不燃性やひび割れの起こりにくい超フレキシブル性などの機能も併せ持つハイグレード塗料です。
高耐久・高機能であることから今後長く使用する予定の建物にオススメの塗料です。
・ブラウン
・ホワイト
その他付帯部の塗装
付帯部の塗装とは、屋根外壁以外の場所の塗装を指します。
屋根外壁とは素材が違うこと、形状が様々であることから塗装には技術を要します。
付帯部であっても1度塗りで終わらせることはなく、下地から丁寧に色が乗るまで塗装を重ねていますので安心してお任せください。
【ケレン作業】
ケレン作業とは、旧塗膜や錆をヘラやサンディングペーパーを使用して落とす工程を言います。
地道な工程ではありますが、行うか否かで塗膜の密着性が大きく左右されます。
【軒天】
軒天は屋根の裏側やベランダの裏側などもまとめて同様に施工しています。
普段は着目することが少ない場所ではありますが、汚れがたまっていたり黒ずみが起こる恐れがありますので定期的に塗装することが好ましい場所です。
【雨樋】
雨樋は配管の外側のみを塗装します。
雨水を受ける場所や内部は塗装してしまうと、雨水が流れることで塗膜が浮き上がり剥がれやすくなり、詰まりに繋がる恐れがありますので塗装を行いません。
内部の劣化が気になる方は、雨樋の交換工事や洗浄なども承っております。
【シャッターボックス】
シャッターボックスは外部の付帯設備の中では大きな面積を占めています。
塗装することで外観の印象を引き締めます。
【鉄部】
シャッターボックスも同様ですが、金属製の付帯部は錆の発生が懸念されます。
塗装することで傷の予防になるため、錆が発生しづらい状態になります。
【外階段】
外階段は入居者様の生活や外観からわかり易い場所です。
細かいところまで塗装することで手入れの行き届いた印象になります。
【水切り】
水切りは基礎や外壁の境界部にあります。
雨水を切ることで基礎への浸水を少なくする役割があります。
塗装することで水はけが良くなります。
以上でご紹介は終わりとなります。
最後に屋根外壁のbefore afterをご覧ください。
上尾市のアパート物件にて無機塗料を使用して屋根外壁塗装工事を行いました 担当スタッフのコメント
今回は上尾市にてアパート物件の屋根外壁塗装工事を耐久性が高く無機塗料を使用して行いました。
外壁は2トーンに塗り分けたためイメージチェンジにもなりました。
外観の印象が新しく変わることで、入居者様やこれからお住まいを探している方にも好印象を与えることが出来るかと思います。
お客様のご希望に沿った工事をご提案させていただきますので、気になる工事がある方・メンテナンス時期の方はお気軽にさいたま大規模修繕専科までお問合せください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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