北本市にて屋上の通気緩衝工法によるウレタン防水工事を行いました
(2024.08.01 更新)
北本市にて屋上の通気緩衝工法によるウレタン防水工事を行いました 施工データ
施工内容 | 屋上防水防水工事 |
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施工内容詳細 | 屋上防水工事 |
価格 | 約¥1,000,000- |
皆さまこんにちは。
埼玉のマンション・アパートの防水工事・外壁塗装工事を手掛けるさいたま大規模修繕専科です。
今回は北本市にて行った屋上防水工事の事例をご紹介します。
北本市 現地調査の結果
屋上の状態を確認させていただきました。
シート防水の劣化と膨れが見られ、シートの浮きにより排水ドレンの外れもありました。
一部には水たまりも発生している状態でした。
またシートの浮きや剥がれの他にも、亀裂が起きている場所もありました。
今後長期間放置すると雨漏りが起きたり建物そのものの劣化を引き起こす恐れがありました。
症状が酷く既存のシートの上から防水を行うことは難しい状態のため、シートを撤去してから通気緩衝工法によるウレタン防水改修工事を行うことをご提案しました。
通気緩衝工法によるウレタン防水工事とは
通気緩衝工法(つうきかんしょうこうほう)によるウレタン防水工事とは、下地として緩衝シートを設置してからウレタン防水層を形成する工事です。
直接ウレタンを塗布する「密着工法」よりは費用も工期もかかりますが、劣化した建物の下地から影響を受けずにウレタンを施工することが可能なため、築年数が経っている場合や今回のように元の下地材が破損している場合などには特に有効な改修方法です。
北本市にて屋上の通気緩衝工法によるウレタン防水工事を行いました 施工写真
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1旧防水材の撤去と清掃
まずは旧素材の撤去と清掃を行います。 -
2カチオン下地調整
劣化していた部分にカチオン系の材料を塗布します。
これにより下地の補修と今後施工するシートとの密着性を高めます。 -
3通気緩衝シートの設置
緩衝シートの設置を行います。
これにより屋上床面の影響を受けずにウレタンを塗布することができます。 -
4ジョイント補強テープ
シートの接合部には補強テープを施工します。 -
5脱気筒の設置
脱気筒も同時に施工しています。
脱気筒は屋上床面に含まれた水分を今後時間をかけて排出するための装置です。
床面の状態や面積によって設置する個数は変わります。 -
6立ち上がり部分メッシュクロス
壁となっている立ち上がり部分は、メッシュクロスを施工して直接ウレタンを塗布する密着工法を行っています。
通常立ち上がり部分と床面では使用するウレタンは粘度が違う材料を使用し、液だれを起こさないようにします。 -
7ウレタン防水塗布1回目
ウレタン防水塗料は2回重ね塗りを行います。
これにより2層の防水層を形成することが可能となります。 -
8ウレタン防水塗布2回目
液体の塗料を使用することで屋上の形状に関わらず施工できます。
排水のための傾斜などを考慮する必要がありますので、ウレタン防水工事は実績と実力のある会社にご依頼ください。 -
9防水トップコート
仕上げに防水トップコートを塗布します。
防水層をコーティングすることで紫外線による劣化を予防します。
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10施工完了
全体の施工が完了しました。
今後は防水トップコートを定期的に塗り直すことで簡単にメンテナンスが完了します。
北本市にて屋上の通気緩衝工法によるウレタン防水工事を行いました 担当スタッフのコメント
以上でご紹介は終わりとなります。
今回はウレタン防水工事を通気緩衝工法にて行いました。
劣化の進行度合いや今後の使用プランに合わせた施工をご提案させていただきますので、まずは無料の現地調査をご依頼ください。
戸建て住宅・公共施設などの施工も承っています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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