大規模修繕の豆知識の記事一覧
マンション大規模修繕工事の仮設工事とは?
ブログで紹介させて頂いた大規模修繕工事の内容の中から今回、仮設工事について詳しく下記にて説明していきたいと思います。 マンション大規模修繕工事における仮設工事とは何か? 仮設工事とは、メイン工事に必要なものを、準備をするために行う工事のことです。 マンションの大規模修繕工事におけるメイン工事とは、マンションそのものの補修工事を指します。 仮設工事は大規模修繕工事を問題なく安全に行うために、足場や作業員の現場事務所、駐車場の誘導灯、資材置き場や従業員トイレなど 工事現場に準備することなどを意味します。 共通仮設工事の内容 ・工事現場内の作業員トイレ ・作業員用の工事現場事務所(プレハブの設置・電気・水道) ・資材置き場 ・安全対策設備(駐車場の誘導や防犯センサーの設備など) ・工事内容を知らせる掲示板(ホワイトボードなど) ・大規模修繕の工事期間 足場仮設工事と共通仮設工事 仮設工事という言葉は、足場工事のみを指す言葉として使われることが多いです。足場以外の仮設工事については、共通仮設工事と呼ばれる事があります。 足場仮設工事の工事内容は 枠組み足場の仮設またはゴンドラ足場の仮設、足場周りの安全対策があります。 マンションの大規模修繕工事で活用される、主な仮設足場を3つ紹介 ①枠組み足場 最も利用が多いと言われる仮設足場です。鉄骨が枠の形になっているため強度があり、組み立てる工数もあまりかかりません。 ただ、コストが高く、4トントラックで部材を運んで仮置きしなければならないため、広い敷地が必要となります。 ②単管足場 鋼管に金具をかみ合わせ、ボトルで絞めて組み立てる仮設足場です。狭い場所で組み立てることができます。 ただ、組み立てに比較的時間がかかるので、他の仮設足場に比べると安全面にやや不安があるといったデメリットがあります。 ③ヒゲ足場(クサビ緊結式足場) 踏み板の先端に凹凸のクサビの金具が付いており、組み立てたパイプに引っ掛けて固定するタイプの足場です。 さまざまなサイズの支柱や直線型の部材を組み合わせることができるために組み立ての自由度が高く、複雑な形をしたマンションでの作業に向いてます。コンパクトな2トントラックで部材を運ぶことができるため、狭い敷地での作業に向いてます。 組み立てや解体が簡単で、費用が比較的に安く抑えられます。ただし、ハンマーで叩いて組み立てるために騒音がでてしまうという難点があります。 当店では足場仮設工事を行った案件を紹介しています。ぜひ、参照してみてください。 https://keinasu3.com/example/%e4%b8%8a%e5%b0%be%e5%b8%82%e3%81%ab%e3%81%a6%e3%83%95%e3%83%83%e7%b4%a0%e5%a1%97%e6%96%99%e3%81%ae%e3%82%bc%e3%83%8b%e3%82%b9%e3%82%92%e4%bd%bf%e7%94%a8%e3%81%97%e3%81%9f%e5%a4%96%e5%a3%81%e5%a1%97/ 足場を仮設して防護ネットを設置するの内部の状態がわかりにくくなるため、被害に遭うことを予防するために 防犯カメラ付きの足場を仮設しました。 2023年3月24日 更新大規模修繕工事に必要な工事内容を徹底解説
大規模修繕工事に必要な工事内容を解説 大規模工事は、建物の経年劣化に対応するための工事です。 建物は年月が経つにつれ外壁をはじめ色々な設備が劣化していく事は避けられません。そのために定期的な点検を行い不具合や異状の早期発見に努める必要があります。大規模修繕工事も定期的に行う事で住む人の安全が確保され建物の劣化を防止することができます。工事の内容や費用などを下記で詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。 仮設工事 仮設工事には直接仮設工事と共通仮設工事があり、直接仮設工事では、大規模繕工事を行うために必要な足場の設置を行います。 建物の周りに足場を建ててその周囲をメッシュシートで覆います。工事中に塗料が飛散してしまう事や資材などが外部へ落下するのを防ぐためです。 工事中も安全に通行ができるように出入口や道路の頭上には防護棚を設置します。工事に入る前に、生活される方々や建物周囲の安全を守るために、この他にも安全・防犯対策を講じます。 共通仮設工事では主に、事務所や作業員の休憩所、資材置き場や仮設トイレなどの仮設設備を設置します。仮設設備で必要な電気や水道などのインターネット環境、事務所で必要な電話・コピー機・パソコンなどの機器を備える工事が含まれます。 下地・タイル補修 下地補修は、コンクリートの躯体部分に発生したひび割れなどの劣化部分を補修していく工事です。はじめに建物の天井や壁などを目視や打診により調査し、状態を確認していきます。 ひび割れや気温や乾燥、湿度の変化で発生したものと、構造に由来しているものでは補修方法が変わってきます。代表的な補修方法としては、ポリマーセメントペーストやエポキシ樹脂をひび割れた所に充填する工法があります。内部の鉄筋まで錆が回っている場合は、周囲のコンクリートも弱くなっていますので撤去をし、鉄筋の錆を除去し埋め戻しを行う大掛かりなものになります。 ひび割れの補修方法ですが他の劣化症状の補修においても下地の良否は仕上がりやマンションの寿命に影響してきます。タイル張りのマンションでは、下地となるコンクリート部分とタイルの状態の確認も必要です。 タイルにはひび割れや欠損に加えタイルが下地から浮く浮きという症状があります。浮きが進行してしまうと壁からタイルが剝落し通行する方に危害を及ぼしかねないので注意が必要です。タイルの浮きには接着剤を注入し、下地との付着力を補う工夫が一般的ですが、範囲外広い場合や下地に手直しが必要な場合には張り直しを行います。タイルを張る際に下地となるコンクリート面を目荒らししておくことで、タイルを貼った後もはがれにくくくなります。コンクリートよりひび割れが発生している場合、タイルを撤去し、エポキシ樹脂注入工法または工法で補修した後、タイルを貼ります。 シーリング工事 シーリング工事はサッシ廻りや外壁、タイルの目地に使用しているシーリング材を新しく打ち替えをする工事です。 ゴム状のシーリング材は劣化すると硬くなり防水性や気密性が徐々に損なわれていきます。シーリング材が劣化して隙間ができると雨などが建物の内部へと侵入してきてしまい、漏水が発生したり建物自体の劣化も進行してしまうことになります。シーリング材は、接合部分の材質に合った種類を選ぶことが大切ですが工事を行う際には足場が必要になりますので大規模修繕工事の際に一緒に施工した方が経済的です。 防水工事 建物の劣化の進行を抑えるために、雨などの水分がコンクリート内部へ侵入するのを防ぐことが重要です。防水工事では、屋上や外階段、バルコニーなどの雨風にさらされている床面を中心に防水処理を行います。また、屋上やルーフバルコニーは劣化が進むと居室内への漏水に繋がりやすい箇所となるので住人の生活空間を守るためにも定期的なメンテナンスを行いましょう。 屋上の防水工事では、アスファルトやウレタン、塩化ビニル樹脂シートなどの素材を使用します。 それぞれに特性がありますが、補修の際には劣化の状況や現在使用している防水層との相性を見て素材や施工の方法を選定していきます。開放廊下や外階段、バルコニーについては塩化ビニル樹脂シートやウレタン防水が多く使用されています。塩化ビニル樹脂シートは豊富なカラーやデザインがあるので選択するデザインによって印象の変化が楽しめます。また、バルコニーの場合は、防水工事をする際に足場が必要となりなすので、大規模修繕工事の時に施工した方が経済的になります。 塗装工事 主な塗装工事には、外装塗装と鉄部塗装がありあます。どちらも外観の美しさを保つだけではなく、塗装工事をすることによって雨風や汚れからコンクリートや鉄を保護する効果が得られます。 鉄部塗装工事では、錆や腐食といった鉄の性質に対応するために錆止め塗装を施します。 鉄製の扉や階段、メーターボックスの扉が対象となります。サンドペーパーなどを使用し丁寧に錆びを除く事がポイントです。この作業を丁寧に行う事で錆びの再発を防ぎ塗料との密着度を高めます。 下処理した鉄部に錆止め中塗り上塗りと塗装を重ね保護力を高めます。 最後にここで当店が行った外壁塗装工事を下記にて詳しく説明していますので、ぜひ参照してみてください。 https://keinasu3.com/example/%e4%b9%85%e5%96%9c%e5%b8%82%e3%81%ab%e3%81%a6%e3%82%b7%e3%83%aa%e3%82%b3%e3%83%b3%e5%a1%97%e6%96%99%e3%81%ae%e3%83%ac%e3%82%ac%e3%83%ad%e3%82%92%e4%bd%bf%e7%94%a8%e3%81%97%e3%81%9f%e5%a4%96%e5%a3%81/ 2023年3月17日 更新マンションの大規模修繕工事の周期はどのくらい?
マンション大規模修繕工事の周期は? マンションの大規模修繕は何年くらいで設定されていますか? 10年・12年もしくは15年で設定しているマンションもあるかもしれません。 マンションはとても頑丈な建物ですが、日々の雨風や日射などの影響を受け、経年劣化が進行していきます。こうした劣化から建物を守るために行われている定期的な計画修繕ですが、その周期は10~15年位で設定されているマンションが多いようです。 そもそも大規模修繕工事の周期の適正時期はどのくらいでしょうか。そして周期を延ばすことでメリット・デメリットは何でしょうか? 本記事では、大規模修繕工事の周期を中心に工事を実施するタイミングや気をつけたい注意ポイントなどを紹介していきます。 大規模修繕のタイミングは建物の状況によって異なる 大規模修繕工事を実施する周期や回数については明確なルールや決まりはありません。 基本的にはマンションの劣化状況に応じて、各管理組合が主導して実績するかどうかを判断します。 実際同じ築年数で同じ戸数のマンションでも劣化状況や故障の発生具合は建物によって異なってきます。 例えば建物の形状や構造的な要因や海に近くて湿気が多い環境的要因、建物の使い方といった管理の部分など様々な要素が絡み合い年月を経て建物へと影響となって現れてきます。 一般的には12~15年程度と言われており、実際この前後で実施されているマンションが多いようです。各マンションで予定されている大規模修繕工事のタイミングはそれぞれマンションの管理している長期修繕計画に記載されています。 マンション修繕の周期が12年に設定されやすい理由とは 実際、大規模修繕工事の周期を「12年」に設定しているマンションは多いですが、以下のような理由が考えられます。 国土交通省の長期の計画作成ガイドラインを参照しているため 多くのマンションが大規模修繕工事のタイミングを12年周期としている理由の一つが平成20年に公開された国土交通省による長期修繕計画作成ガイドラインを参照してきたためです。長期ガイドライン作成ガイドラインが公開されて以降はこのガイドラインを参考に修繕計画を立てるマンションが増加しました。 また新築の分譲マンションの場合、最初に長期修繕計画案は分譲会社が作成しますが、その際もこのガイドラインを参考に12年周期で設定されているケースが多くあります。 これがマンションの大規模修繕12年ごとに行う事が一般化されている理由と考えられます。その後、このガイドラインは令和3年9月に改訂され、現在の最新版では大規模修繕工事の周期に部材や工事の仕様等により一般的に12年~15年程度と示されています。 塗料や防水材などが劣化するタイミングに合わせている 12年周期が多く採用される理由の一つに、建物に使用されている塗料や防水材などの機能・性能が低下してくる時期や過去の大規模修繕工事で補修した箇所の補修期間が切れるタイミングを見越して設定していることがあります。 建物外部に使用されている塗料や防水材、シーリング材、タイルなどは日々、雨風や日射の影響を受けるので高い耐久性を備えていますが、それでも10年を超えてくるとどうしても劣化の兆候が表れてきます。 もし、12年周期で設定されている大規模修繕工事の時期をさらに数年延ばすということを検討しているのであれば、結論を出す前に必ず専門家に相談し建物の状況を確認しましょう。ひび割れや浮き、欠損など様々な個所に現れてくる症状を放置し後回しにした結果、劣化が進んで深刻なダメージに至ることになりかねません。金銭的にかえって大きな負担となっては元も子もないので出来れば建物診断を実施し、その結果を受けて工事時期を改めて判断していただくことをおすすめします。 15年や18年といったスパンで大規模修繕が行われるケースも 近年では大規模修繕工事で使用される材料や工法も進化しているので、15年や18年などのスパンで工事を計画するマンションも増えてきています。 修繕工事の周期を延ばす一番のメリットはトータルでの工事回数を減らせることです。例えば60年間で12年ごとの大規模修繕を実施した場合、工事回数は5回となりますが15年ごとであれば4回で済みます。1回の工事に数千万~億単位の資金を必要とする大規模修繕工事はこの1回の差が大きなコスト削減に繋がります。 長周期化を実施するためには、適切な材料や工法を採用し高い耐久性を実施することが大切です。 近年では大規模修繕工事で使用される材料や工法も進化しているので、15年や18年などのスパンで工事を計画するマンションも増えてきています。 しかし、むやみに修繕周期を延ばすことはいい事ではないのです。長期周期化を実施するには、適材な材料や工法を採用し高い耐久性を実施することと修繕の合間もメンテナンスはきちんと行うことが大切になります。 また修繕周期を延ばすことは長期的に見れば大きなコスト削減となりますが材料の機能や性能が上げる分、1回当たりの工事費用は通常の大規模修繕工事よりもやや高くなる傾向があります。修繕積立金の状況なども考慮し、将来的にも無理なくマンションを管理していけるように計画を組み立てていきましょう。 ここで当店では【無機ハイブリッドチタンガード】の塗料を使用した外壁塗装を行った工事を詳しく下記にて紹介をしています。 無機ハイブリッドチタンガードは耐久性の高さが特徴です。紫外線や雨風・塩害にも強く約30年近い耐久性を持ったハイグレード塗料なのでマンションの修繕工事の長周期化に適している塗料となります。 https://keinasu3.com/example/%e3%81%95%e3%81%84%e3%81%9f%e3%81%be%e5%b8%82%e5%b2%a9%e6%a7%bb%e5%8c%ba%e3%81%ab%e3%81%a6%e5%a4%96%e5%a3%81%e8%a3%9c%e4%bf%ae%e3%83%bb%e5%a4%96%e5%a3%81%e5%a1%97%e8%a3%85%e3%83%bb%e3%83%99%e3%83%a9/ 2023年3月10日 更新大規模修繕にかかる費用はいくら?
工事費用のポイントを解説 大規模修繕工事に掛かる費用の目安の相場は? マンションはそれぞれの大きさや造りが違ってきます。例え同じ大きさ同じ造りでも築年数や立地、使用状況によって劣化の現れ方や修繕が必要な箇所は変わってきます。また、建物によって付属している施設や設備が違います。特別な材料を使用されていたり、構造的な弱点が原因で故障などが見つかる場合もあります。なので築年数や規模だけで、大規模修繕工事の費用を考えるのは非常に難しいとお考えください。 おおまかな目安は、戸あたり100万円とも言われますが、あくまでも目安であり、工事の内容や資金の準備状況によっても大きく変わってきます。75万円~130万円と幅を持たせて考えておくといいでしょう。なお100万のこの範囲の中央値です。仮に45戸で8階建であれば、3,000万円~5,000万円の費用が大規模修繕の工事費の目安になります。どのような工事内容にするのかによって金額の変動はありますが、大規模修繕にはこのくらいの金額が必要になってくると捉えておくとよいでしょう。大規模修繕工事は各マンションの状況に応じて、実施する工事になります。 大規模修繕工事の費用を抑えるには? 大規模修繕工事は大きな金額が動きますので、費用を抑える視点はとても大切になってきます。同時に、大切なマンションを長く安全に使用していただくための工事でもあります。質の高い工事を適正な価格で実施することがとても大切です。費用に関わるポイントについて下記にて解説していきます。 ・信頼できるパートナーの選定 大規模修繕工事は専門的な内容も多く、管理組合で全てを判断するのは難しい場合があります。そんな時、専門家の視点で管理組合をサポートをしてくれるのが管理会社、設計事務所などのコンサルタンや施工会社などパートナーの存在です。大規模修繕工事の第一歩はこのパートナーをどこに決定することから始まります。パートナーは準備の初期段階から完工まで管理組合の皆様と一緒に、工事計画の中心に近い立場で工事を進めていく存在となり、設計や見積の取得、施工会社の選定など全体の費用決定にも大きくかかわってきます。 ・建物診断で現状を知る 大規模修繕工事を実施する前に、建物の調査が行われます。無料で診断してもらえる簡易的なものもありますが、基本的にはこの診断内容を元に建物の状態を判断し、工事内容を決定し見積に反映されるとお考えください。工事の内容を有効性の高いものにするために、建物の状態を正確に知ることが大切です。適切な内容が工事仕様や見積りなどに反映できるよう、しっかりと診断を行いましょう。 ・工事の品質や会社の安定性 大規模修繕工事の施工会社を決定する際に多くの場合は複数社から見積もりをとり、1社を決定します。その際、費用は非常に重要な判断材料のひとつですが、これまでの施工実績や経験、工事の質、また会社の財務状況や経営の安定性など総合的に判断することが大切です。補修が適切に行われいなと劣化症状がすぐに再発してしまい、結果として余分な費用や手間がかかるといったことになりかねません。建物のことを安心して任せられる施工会社を色々な角度から検討して選んでいきましょう。 ・工事内容の見直し 見積金額が予算を上回ってしまった場合には、工事内容の見直しも有効です。その際、建物の維持や寿命、安全性にかかわるような箇所を優先して内容に組み込んでいくようにするといいでしょう。緊急性が低い箇所などは次回の大規模修繕工事まで維持ができるように対策を実施する。もしくは積立金が貯まり次第、別途を工事実施するという方法もあります。ただし、外壁の補修やシーリング工事、バルコニーの防水工事などの足場が必要な工事は大規模修繕工事の際に実施しましょう。その方が経済的です。 ・手遅れとならないタイミングで直す 大規模修繕工事の周期は一般的に10~15年と言われてます。なぜなら建物を保護している塗料や防水材などが寿命を抑え、その効果を十分に発揮できなくなってくるためです。ひび割れから雨水などが侵入すると徐々にコンクリートやその中の鉄筋を痛めやがて寿命に関わる深刻なダメージを引き起こし、工事にかかる費用や期間にも影響してきてしまいます。そのため、前回の大規模修繕工事が終わって約10年過ぎたあたりで建物診断を実施し、状態を確認します。劣化が深刻にならないうちに補修ができるように専門のアドバイスも受けながら次回の大規模修繕工事のタイミングを検討しましょう。 ・高機能材料の採用 手遅れにならないタイミングで定期的に建物をメンテナスしていくことは大切ですが、大規模修繕工事の間隔を短くし、頻繁に手を入れることが正確というわけではありません。なぜなら大規模修繕工事を1回実施するには、数千万~億を超える費用が必要だからです。大規模修繕工事の回数を増やすことは、それだけ準備が必要な積立金の額も増えていきます。近年では大規模修繕工事の際の高耐久性・防汚性に優れた製品を採用し、次回までの間隔を長くする工夫をするマンションも増えてきている傾向にあります。 ここで当店が行った工事の詳細を下記にて詳しく説明しています。 施工金額の目安としてぜひ参照してみてください。 https://keinasu3.com/example/%e5%8a%a0%e9%a0%88%e5%b8%82%e3%81%ab%e3%81%a6%e9%81%ae%e7%86%b1%e3%82%b7%e3%83%aa%e3%82%b3%e3%83%b3%e5%a1%97%e6%96%99%e3%82%92%e4%bd%bf%e7%94%a8%e3%81%97%e3%81%9f%e5%a4%96%e5%a3%81%e5%a1%97%e8%a3%85/ 2023年2月24日 更新大規模修繕で失敗しない見積もりの取り方とは?
見積書のチェックポイント解説 大規模修繕の見積もりの取り方について3つのポイントを解説していきます。 大規模修繕の見積もりの取り方 工事の仕様を決める 見積もりを依頼する業者を選ぶ 業者に見積もりを依頼する 修繕委員会で見積書の内容を確認する 工事の仕様を決める 仕様書は大規模修繕工事の工程や使用する材料、必要な数量やグレードなどを記載した書類であり、見積もりの際に欠かせないアイテムです。仕様書の作成は専門的な知識が必要な為、管理会社に依頼してコンサルタントを紹介してもらうといいでしょう。仕様書の作成段階では、主に修繕内容と工夫、修繕費用の概算、見積容量書の作成などを確認していきます。見積要領書には、見積もりの提出期限や費用の支払い条件、必要書類などが記載されてます。 上記のポイントをしっかりと確認しながら仕様書を作成することで、見積もりをスムーズに依頼することができます。 見積もりを依頼する業者を選ぶ 次に見積もりを依頼する業者を複数選びます。 業者選びは公募で決めたり、管理組合の紹介を受けたりして複数の業者を選びます。 また、仕様書の作成段階も含めて第三機関に依頼して業者を紹介してもらうのもよいでしょう。 自身で最優良な業者かどうかの判断はとても難しいため、専門家に相談することをおすすめしています。 業者に見積もりを依頼する 複数社の業者を選定し、仕様書をもとに見積もりを依頼します。見積もりの際は相見積もりをとりましょう。 相見積もりは複数社からの見積もりを取り内容を比較することで業者の比較や検討ができます。 業者選びの段階で複数社を選ぶのも、相見積もりをするためです。 修繕委員会で見積書の内容を確認する 最後に、大規模修繕委員会で見積書を確認してもらいましょう。 見積もりの内容を確認して、修繕計画がマンション入居者にとって公平性のあるものかを判断します。 修繕委員会を立ち上げる際は、各階の代表者や幅広い年齢層で構成するようにしましょう。 意見に偏りが出ないようにするのがポイントです。 ここで当店で過去に現場調査を丁寧に行い見積書を提示した所、工事に繋がった案件を下記で詳しく紹介してるので、ぜひご覧ください。 https://keinasu3.com/example/%e4%b9%85%e5%96%9c%e5%b8%82%e3%81%ab%e3%81%a6%e3%82%b9%e3%83%bc%e3%83%91%e3%83%bc%e3%82%ac%e3%83%ab%e3%83%86%e3%82%af%e3%83%88%e3%82%92%e7%94%a8%e3%81%84%e3%81%9f%e5%b1%8b%e6%a0%b9%e3%82%ab%e3%83%90/ 2023年2月16日 更新大規模修繕とは
大規模修繕とは 大規模修繕とは、どれだけ頑丈に造られていても雨風や日射の影響を受け少しずつ劣化が進みます。経年劣化が避けられないマンションを定期的に修繕をすることで、建物の安全と景観、資産価値を維持することが必要であります。 分譲マンションでは、建物や設備の老朽化による劣化や重大な不具合の発生を防ぐために、管理組合が主体となり、長期修繕計画にもとづいた計画修繕を行います。計画修繕は管理組合が集めた修繕積立金を充当して行われ、中でも足場を掛けて行う大掛かりな工事内容が大規模、工事費が高額、工期が長期間にわたるものを大規模修繕と呼びます。 おおむね10~15年おきに行うのが一般的です。 大規模修繕工事の工事個所は主に以下に挙げるものになります。 おもな修繕・補修内容 ・壁のひび割れ補修・外壁の再塗装・屋上の防水補修・共用廊下・階段 ・エントランス等のクリーニングおよび補修・エレベーターの改装や交換 ・給水管工事・排水管工事・鉄部塗装工事・共有内部の補修工事 また、高齢化対応として各部のバリアフリー工事なども検討項目となります。 施にあたっては、管理組合主導で修繕委員会を設立し、長期修繕計画に基づいて進めていくことになります。実施するタイミングによって修繕箇所は異なります。 適切なタイミングで適切な修繕工事をするためにも、大規模修繕工事は本来目的や内容をきちんと把握しておくことがとても重要になります。 修繕と改修の違いとは 大規模修繕工事では、修繕に加えて改修を同時に行うことがあります。修繕と改修とは、何がどう違うのでしょうか? 修繕とは 修繕とは、経年や外的要因によって劣化、不具合が発生した建物、建物の一部、設備、部材などに対して修理や取り替えなどの処置を行い、問題部分の性能や機能を支障なく利用できる状態にまで回復させることを言います。回復の度合いは建物の建設当初の水準にまで戻すことが目標となります。 改修とは マンションに求められる性能・機能は、住まい方の変化や設備機器の進歩等により年々高まっており、近ごろの新築マンションの性能や居住性は著しく向上しています。高経年マンションでは性能・有う全機能面での陳腐化が進行し、資産価値が低下することにもなりかねません。高経年マンションの質及び価値を長持ちさせていく為には、現在の居住水準・生活水準に見合うよう、マンションの性能をグレードアップし、住みよいマンションにしていく事が重要になります。一般的には、性能・機能をグレードアップさせる工事の事を改良といい、修繕や改良により建物全体の性能を改善する工事の事を改修といいます。 ここで当店が過去に行ったベランダの通気緩衝工法によるウレタン防水工事施工実績を紹介 施工の手順や様子は下記にて詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。 https://keinasu3.com/example/%e3%81%95%e3%81%84%e3%81%9f%e3%81%be%e5%b8%82%e5%b2%a9%e6%a7%bb%e5%8c%ba%e3%81%ab%e3%81%a6%e3%83%91%e3%83%af%e3%83%bc%e3%83%9c%e3%83%bc%e3%83%89%ef%bc%88alc%ef%bc%89%e3%81%ae%e5%a4%96%e5%a3%81/ 2023年2月10日 更新地域密着3,000件の豊富な施工実績
この度は、さいたま大規模修繕専科のHPにお越しくださり誠にありがとうございます。 さいたま大規模修繕専科を運営している株式会社ケイナスホームの代表取締役を務めております、那須 康一郎と申します。私たちは、さいたま市で施工実績が3000件以上行っている「修繕・防水工事専門店」です。防水工事や修繕工事などの大規模修繕はマンションやアパート経営において大きなポイントになります。しかしオーナー様がそのポイントに気づかずマンション・アパート経営に難が生じるケースを多く見てきました。そのようなことが減ることを願い、さいたま大規模修繕専科を立ち上げました。 私たちの発信させていただく情報をヒントにオーナー様のより明るい未来を描いていただければ幸いです。オーナー様と一緒に大きな工事だけではなく、小さな工事も一緒に寄り添って考えていけたらと思っています!
さいたま大規模修繕専科
代表取締役 那須 康一郎
皆さまのお越しをお待ちしております!!
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